soloで諸国漫遊

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34、【宮崎県縦断solo旅】①神話の里・高千穂巡り

九州の中ではほとんど踏み込んだことがなかった宮崎県の、北は山深い神話の里、高千穂から、南は明るい日南海岸を経て都井岬まで、3泊4日かけてじっくりと巡ってきました。

【今回のルート】

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大雑把な線引きですが…

青(1日目):三崎港→佐賀関港→高千穂

赤(2日目):高千穂→日向→青島→宮崎市

緑(3日目)宮崎市堀切峠、道の駅フェニックス→サンメッセ日南→鵜戸神社→都井岬宮崎市

黒(4日目)宮崎市→佐賀関港→三崎港

 

東京や大阪などの都会はいいなあ……と思うことの一つは、空港から全国各地に飛行機一本で行けることですね。
From地方to地方は、新幹線がなければ、時間はかかるし遠回りになることもあるんですよ。
四国は特にそうでして、基本どこに行くにも海を渡らねばなりません。

今回も3月の九州旅と同じく、愛媛の三崎港から大分の佐賀関港までの国道九四フェリーを利用します。

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本日の目的地は、神話の里・高千穂です。
高千穂は、前回の出雲神話の後に位置する、いわゆる「日向神話」の舞台の地で、神話に登場する神々を祀る神社が数多くあります。

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まずはここから。高千穂神社に到着です!

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御祭神は、高天原より降臨した瓊々杵尊ニニギノミコト)をはじめとする高千穂皇神十社大明神で、縁結び、交通安全、厄除けの神として広く信仰されています。

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境内の杉の巨木に圧倒されます。

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左上:木の周りをカップルなどが手を繋いで3回廻ると縁結びの願いが叶う「夫婦杉」
左上:樹齢約800年の御神木秩父杉」
左下:荒立神社と四皇子社
右下:御朱印はこちらから

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少し離れた所にある槵觸(くしふる)神社は明朝参拝予定ですが、そこは無人のため、こちらで御朱印を合わせていただきました。
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参拝を終えたら、国の名勝、天然記念物に指定された 高千穂峡 に行きましょう!

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約1キロの遊歩道が整備されており、神話や伝説にまつわるスポットや、

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阿蘇山の噴火がもたらした迫力ある柱状節理など、美しく壮大な峡谷美を眺めながら進むと、

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日本の滝百選に選ばれた「真名井の滝」が見えてきました!
滝見台からの眺めは絶景ですね。
神秘的で美しい高千穂峡を代表するこの風景を、貸しボートで堪能しましょう!!

 

貸しボートはネットでの予約が必須でして、一艘30分4000円です。
一人で利用するには結構なお値段ですが、「旅先でのダイエットと節約ほど愚かしいことはない」というモットーに従って、あらかじめネット予約をしておきました。

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ボートは何年ぶりでしょうか?
なかなか思う方向に進みません💦

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下から見上げるとすごい迫力です!

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滝の近くは撮影スポットですから、ボートが渋滞しています。
滝に近づき過ぎると水浸しになるので、気をつけながら進みます。

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自然のパワーとマイナスイオンを取り込んで、心身ともに浄化された気分です。

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滝付近の渋滞をやっとこ抜けて乗り場に戻ると、本日のボート営業は終了。
最終時間帯の乗船だったので、少々の時間オーバーは問題なしでした (^◇^;)
高千穂峡にお越しの際は、ぜひぜひボートに乗ってみてくださいね!

高千穂峡 | 高千穂町観光協会 | 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報

 

町に戻り宿にチェックインしたら、夕食に出ましょう。
旅先ではなるべく現地の名物をいただくのもモットーですので、高千穂神社近くの「ともえまる食堂」さんにて、高千穂牛あぶり丼(味噌汁、サラダ、漬物付き)2000円 をオーダー。

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うまぁぁぁ!
炭火で炙った柔らかい高千穂牛に、タレが染みたご飯がこれまた美味 (^。^)
肉を一枚ずつ大事に味わい、いつものことですが米粒一つ残さずいただきました。

 

高千穂の伝統文化「夜神楽」は、収穫への感謝と翌年の五穀豊穣を祈願して夜を徹して奉納される、長い歴史を持つ伝統の神事です。
そして三十三番ある神楽のうち、人気の代表的な四番が、高千穂神社境内の神楽殿にて夜8時から毎晩開催されています。
というわけで、再び高千穂神社に参りましょう!

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あらかじめ予約をしておきました(拝観料1000円)
楽殿内は畳敷で席は自由です

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こちらが奉納される四番の神楽です。

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左上:手力雄の舞
右上:鈿女の舞
左下:戸取の舞
右下:御身躰の舞

初めて見る神楽に引き込まれた、あっという間の1時間でした。

明日は、その神楽で舞われた天岩戸神話の舞台に参ります。

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