soloで諸国漫遊

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#62【四国遍路14伊予国①】40〜43番札所を区切り打ち

昨年開始した[四国遍路5周目]

半分の徳島・高知は廻り終えているので、結願に向けて地元愛媛からぼちぼち再開しようと思います。

 

伊予愛媛では、40番から65番まで26の札所を、総走行距離約400キロかけて巡ります。
平地・市街地から山岳へとアップダウンが大きいタフなルートはまさに「菩提の道場」

それでは参りましょう!

 

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【四国おへんろ.net】様サイトより引用

四国八十八か所霊場めぐり | 四国おへんろ.net

 

 

40番札所「観自在寺」

1番札所から最も遠いため、「四国霊場の裏関所」とも呼ばれています。

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堂々とした仁王門をくぐると左手には、
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自分の干支の守り本尊に水をかけて願いを成就させる「八体仏十二支守本尊」が、

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その向かいには「栄かえる」があります。

願いを込めてこれを撫でると「お金が帰る」などのご利益があるとのことで、撫でまくります。
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入母屋造の堂々とした本堂、
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総檜造の大師堂を参拝。

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納経所は本堂の中にあります。

本堂はかつて火災で消失するも、創建当時の姿に復興されました。

平城山 薬師院 観自在寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会

 

 

41番札所「龍光寺」

かつては神社と一体になった神仏習合の社寺だったので、山門の代わりに鳥居が立ち、仁王像に代わって狛犬が迎えるという、一風変わった境内です。

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赤い鳥居があるのは旧本堂で、現在は稲荷神社となっています。
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こちらは明治の廃仏棄釈令で新たに建立された本堂。

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右手が大師堂。

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全体にこじんまりとした境内で、里寺の風情があります。

稲荷山 護国院 龍光寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会

 

 

42番札所「仏木寺」

ペットの供養や牛や馬の守り仏 としても信仰されています。

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山門をくぐり石段を登ると

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茅葺き屋根の鐘楼堂があります。

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境内の奥に本堂と大師堂が並び、
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家畜堂には牛や馬の置物が祀られ、ペットへのお供えも供えられています。

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長閑な山里に茅葺屋根の鐘楼が情緒豊かな札所です。

一カ山 毘盧舎那院 仏木寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会

 

 

43番札所「明石寺」

源頼朝が修繕を手掛け、武士や藩主の信仰を集めた寺です。

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緑豊かな石段を登り、
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風格ある仁王門をくぐり、さらに石段を登った正面に

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唐破風造り(詳しくは分からないのですが…)の屋根が特徴の本堂。

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そして大師堂と、その近くには
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「夫婦杉」と呼ばれる杉の巨木がそびえています。

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自然林生い茂る境内は、霊感あらたかな雰囲気に包まれています。

源光山 円手院 明石寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会

 

 

次回記事では44番・45番札所と、別格6番・7番札所を参ります。