台湾在住の息子が八重山諸島を旅行した話の最終回です。
前回の記事はコチラ
西表島2日目は、
夜明け前から、マングローブ生い茂る仲間川にてSUP に挑戦です。
日の出前の空が
徐々に色を変えていく様子を眺めながらのSUPって、最高じゃないか!
参加者ただ1人、大自然の中きっとすごく静かなんだろうな。
おお、立てた👏
これは私もぜひやってみたい!
なおこれらの写真は、ツアー会社が撮ってくれたものです。
約2時間のSUPツアーの後は宿に戻って朝食をいただき、そのままチェックアウトして、
西表島3つ目のツアー
新城島(あらぐすく)、別名パナリ島 へ!
新城島には定期船は運行されていませんので、アクセスするためには必ず観光ツアーに申し込む必要があります。
なお島内には、神聖な「御嶽」や「神社」など島民以外は立ち入り禁止とされているエリアや、撮影禁止のエリアが多々あるため、個人での入島はNG。
加えて集落の中を水着で歩いたり、海辺でキャンプしたり、勝手に願い事をすることも固く禁じられています。
今回のツアー参加者は息子の他にも4名ほどいらしたよう。
新城島出身のガイドさんに島の歴史や文化を説明してもらいながら島内を散策していきます。
集落の中心にある公民館の屋上からは西表島も一望できます。
現在島民は10名ほど、とのことですが、島のあちこちにはかつての島民が暮らしていた民家や、サンゴ石灰岩を積み上げた石垣といった沖縄の伝統的な風景がそのまま残されています。
ここは タカニク とよばれる先島諸島火番盛で、かつて海上の監視や異国船の通報のために烽火を上げた場所です。
新城島の海は遠浅で透明度が高く、八重山諸島でもトップレベルの美しさとか!
天気がもう一つなので、写真を自然な彩度で加工してみたら・・・
あら不思議、ガイドブックやパンフレットで見る写真のようになりました(^▽^;)
シュノーケリングやダイビングにも絶好の場所で、海面を埋め尽くすサンゴや、そこに群がる熱帯魚を間近で観察できるツアーもあるようですよ。
ガジュマルの木
かつての小中学校跡
ツアーにはお弁当がついています。
なお島内には売店や公共施設は一切ありません。
島内は集落以外の場所はほとんどがジャングルです。
ホントにきれいな海!
新城島には、その昔琉球王国へ人魚の肉を献上していたという「人魚伝説」があります。
この人魚とはジュゴンのことで、新城島にはかつてはジュゴンが生息していたそうですよ。
加工後
空が青かったら、こんな感じでしょうか。
いや、加工しなくても十分キレイな風景ですよ。
約5時間の滞在のち、ツアーは西表島経由で石垣島へ。
上陸へのハードルが高いこの新城島をあえて選んだマニアックなMy息子。
そして行った先で必ずと言っていいほど買ってくる、その土地の史料本がまた増えました(^^;)
「西表島はまた訪れたい!波照間とか与那国とか他の離島にも渡ってみたい」
(息子談)
石垣島に戻ったら、ユーグレナモールに繰り出し、
沖縄飯&酒!
刺身と石垣牛、魚のあら汁
ほかジーマーミー豆腐とかいろいろ。
そしてこの後もまた飲み歩いたようで・・・
最終日の朝(よく起きれたな)、石垣空港へバスで向かい、、、
石垣島から西に約270kmしか離れていない台湾へ、
石垣島→羽田空港→成田空港→台湾桃園国際空港
と、マイル消費のためのJAL縛りゆえ、超超超遠回りをして戻っていきましたとさ。
完
ネタ切れ埋め合わせ回の記事に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
石垣、竹富、由布島は私も行ったことあるけれど、新城島は初めて聞いた島につき調べながら書いたため、ちょっとばかり自分も行ったような気になりましたね(^^;)
息子は台湾内はもちろん、年に数回海外に行くこともあるので、ネタ切れに困ったらまたこの手を発動するかも?・・・です。