久しぶりに「四国遍路」の続きです。
松山市には8ヶ寺が集まっていて、札所間の距離も近く、テンポよく巡礼できます。
ではバイクで一気に回っていきましょう!
46番札所「浄瑠璃寺」
住宅街にある樹木あふれる境内には
仏足石や説法石など、ご利益のある様々な石が点在しています。
こちらは本堂。
大師堂はいつも扉が開いていて、鳥や動物が入ってきて御供えを失敬したりしないのかなー?と思うのですが、
オープンで暖かみのある可愛らしい雰囲気で、好きな札所の一つです。
47番札所「八坂寺」
46番からは約1kmの近さです。
山門をくぐる時天井を見上げると、
美しい天井絵がお出迎え。
コンクリート造りの本堂。
その地下には約8000体の阿弥陀尊が奉納されています。
こちらの大師堂もオープンで、弘法大師像の手と手前の仏具(五鈷)が五色の紐で結ばれています。
本堂と大師堂の間に立つ「閻魔堂」には短いトンネル状の「地獄の途」と「極楽の途」があり、
「地獄」には餓鬼道や畜生道が、「極楽」には美しい浄土が描かれています。
48番札所「西林寺」
仁王門
罪人がくぐると無間地獄に落ちるといわれているとか…
きれいに整えられた境内、正面が本堂、右奥が大師堂。
訪れたのは3月でして、梅の花が満開でした!
納経所の前の庭園も梅が彩っていました。
49番札所「浄土寺」
仁王門両側の金剛力士像がお出迎え。
山を背景にしたコンパクト境内は、静寂で落ち着いた雰囲気があります。
左が本堂、右は大師堂。
本堂の秘仏「空也上人像」
↓松山市ホームページ・国指定文化財より引用
本堂にある非公開の厨子の中には、平安時代の遊行僧、踊り念仏でお馴染みの空也上人が自ら彫った像が安置されています。
50番札所「繁多寺」
町を見下ろす高台に位置する山門をくぐると、
鬱蒼と生い茂る森を背景に境内が広がり、
元禄時代の鐘をそのまま利用した鐘楼堂には、鮮やかな天井絵が描かれています。
正面に本堂、右手に大師堂が、
本堂左手の鳥居の向こうには、歓喜天を祀った「歓喜天堂」が並んでいます。
境内からは松山市街~瀬戸内海まで一望できます。
51番からはまた次回に。