soloで諸国漫遊

キャンプ、ツーリング、国内旅行、時々四国遍路

【紀伊半島縦断soloツーリング】 ①フェリーで大阪へ、そして紀伊半島を南下して十津川村を巡る

今年のゴールデンウイークは、

かつて2度計画しては頓挫した「紀伊半島ツーリング」に行ってまいりました。

 

頓挫1回目は5年前の秋に台風で、
頓挫2回目はコロナ1年目のゴールデンウィークに、
そして今回も介護のことがあったので、やっぱ無理かなあ?……2度あることは3度ある?……縁がないのかなあ?
と半ば諦めていたのですが、、、

なんやかんやで晴れて出発の日を迎えることができた次第であります。

 

では、安心安定の日常の足であり、125cc最強?の PCXでGO!

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5/2、仕事を終えた後愛媛県西条市の東予港まで走り、大阪行きオレンジフェリー「オレンジえひめ」に乗船。

東予→大阪南港を約8時間で航行します。

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さすが連休ですね、各地のナンバーをつけた大中小バイクが展示会のように並んでいます。

人様の長旅仕様のバイクを見るのは結構面白いんですよ。
いろんな工夫が参考にもなりますし、カブもいいなあ、とか思ったり(^^)

 

さて、このフェリーは昨年秋に京都へ行った際にも利用しましたが、新しくてなかなか豪華なんです。

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廊下の左右には各等級の部屋が並び、1番安い等級のシングルルームのドアを開けると、さらにドアがズラリ!

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中はなんと個室

しかも机まであります\( ˆoˆ )/

この船には一昔前の雑魚寝大部屋や、一部屋に何台もの2段ベッドが詰め込まれている部屋もありません。

プライバシーが確保でき、ゆっくりと過ごせますね。

そしたら、船内レストランに行ってみましょう!

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セルフのおかずや、カレーや麺類といった定番からセットメニューもあり(もちろん酒類も)

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タジン鍋とライスにセルフのおでんをチョイス

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タップリの野菜と豚肉〜〜

いくらでも食べれるヤツですね。

とはいえ満腹、美味かった!

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フェリーの楽しみは風呂(^^;

サウナと水風呂はないけれど、広い浴槽にキレイな洗い場で気持ちいい!

食事して風呂に入って個室で寝ているうちに大阪まで移動できるという、フェリーはコスパ・タイパ的にも優秀な移動方法ですね。

 

朝6:00、大阪南港に到着、

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天気は上々、さあ行こう!

PCXでは初めて走る大都会 (^◇^;)  もちろんgoogleナビ頼みではありますが。

まずは奈良県五條市方面に向かいます。

そして五條から紀伊半島を縦断するR168号に入り、

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8:30  道の駅・吉野路大塔 

五條市は「日本一の柿のまち」とのことで、名物・柿の葉寿司を朝飯にいただきます。 

 

紀伊半島の険しい山間部を縦断するR168号は、現在あちこちで道路改良工事が行われています。

少し前には新たなトンネルが開通したため、予想していたよりはラクに走れるな、という感じです。

 

9:15  奈良県十津川村のシンボル

谷瀬の吊り橋

長さ297m、高さ54mの絶景空中散歩を楽しみましょう!

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揺れる揺れる💦

しかも中央の板、所々ガタガタいうし💦

渡りながら絶景を見る余裕ないわー

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橋の下の河原にはキャンプ場が広がっています。
山と川に囲まれて頭上には大吊橋が揺れている・・・すごい所だ!

 

十津川と並行して走るR168沿いにある

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風屋ダム 

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ダムカードはここではなく十津川村観光協会で配布している、
とのことなので、ダムと自分が写っている訪れた証拠写真を撮って観光協会へ。

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湯泉地温泉「滝の湯」

正面が温泉入り口、左手前が観光協会です。

「風屋ダムのカードください」
「他のダムも行かれますか?」
「行けたら行く予定です」
「じゃあ他のカードもあげとくね!」
「え、いいんですか!(証拠写真は?)」

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で、近隣のダムカード合わせて5枚もいただいてしまいました!

(結局他のダムには行かずじまいなんですが(^◇^;)

せっかくなのでここ「滝の湯」に入りましょう(大人800円)

硫黄の匂い漂う温泉で、特筆すべきは内湯から長い階段を降りた先にある露天風呂

小川のせせらぎを聞きながら熱めの湯に浸かっていると、早朝から走って冷え切った手足が温まり、こわばった背中がほぐれました。

いやー寄ってよかった!最高に気持ちい温泉でした。

 

【十津川村観光協会】 湯泉地温泉

 

川沿いの露天風呂はこんな感じ

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十津川村観光協会ホームページより借用

 

施設内の食堂にダムカレーがあるよ!と勧められたので、

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二津野ダムカレー

(ダムカレーカード付き)

アーチ状のニ津野ダムを模した盛り付けでしょうか、「放水」はできないけれどカレーは普通に旨く、トッピングのキノコ炒めが歯応えあってナイスでしたね。

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道の駅 十津川郷 にて

串こんにゃく(柚子味)をパクつく。

 

広い十津川村はまだまだ見所ありまして、

狭い山道をトコトコ登って

果無(はてなし)集落 に到着


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ここは 世界遺産・熊野参詣道小辺路 沿いの小さな集落で、

「にほんの里100選」にも選ばれています。

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ほんの少しだけ世界遺産の道を歩いてみよう!

どこか懐かしい山里の、長閑な風景が広がる素敵な場所でした。

果無集落から山を下りた所にある柳本橋

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野猿(やえん)

籠の中に入りロープを引いて対岸に渡る、人力のロープウェイ

やってみたかったのですが、、、

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国道沿いにある滝を眺めたり、天然湧水をくんだりしながら走って、

13:00  道の駅ほんぐう

までやって来ました。

 

さあここからは「熊野三山」巡りも始まります!

 

続きは次回に。