soloで諸国漫遊

キャンプ、ツーリング、国内旅行、時々四国遍路

#74 【GW北海道へ!】⑥世界自然遺産・知床その2、知床五湖を回る

本日のメインイベント「知床五湖」

知床の自然に触れられる五湖散策には、

全ての湖が見られる約3㎞の《大ループ》と、

一湖と二湖だけを回る約1.5㎞の《小ループ》

一湖の展望台にまでのみ行ける《高架木道》があります。

そして地上遊歩道を行く《大小ループ》は、時期によって散策ルールが異なります

 

f:id:gui-np:20230518004622j:image

知床五湖パンフレットより引用

 

4月下旬〜5月上旬は『植生保護期』でして、散策前に「知床五湖フィールドハウス」で以下の手順で入場手続きをします。

  1. 立ち入りに関する申請書を記入し、

  2. 料金250円を支払い認定書を受け取り、

  3. 約10分程度のレクチャーを受講します。

f:id:gui-np:20230516215234j:image

レクチャーでは、

ヒグマに遭遇しないための行動、またもし遭遇した際の対応方法と、

遊歩道を歩く際の注意事項をしっかりと頭に叩き込みます。

 

入場に際しては、

  • ヒグマは鼻が良いため、ヒグマを誘引する甘い匂いのジュースやお菓子の持ち込みは厳禁で、持ち込んでいい飲み物は水かお茶のみ

  • 香水やタバコなどの強い匂いもNGなので、持っている場合はジプロックに入れて密封しておく。

  • 外来種が入り込まないように靴の土をブラシで落とす。

 

ちなみに、5/10〜7/31は『ヒグマ活動期』になり、ヒグマの対処法を習得した引率者のガイドツアー限定でのみ入場できるとのこと。(予約必要、料金5000円くらい)

なお、《高架木道》はヒグマの侵入を防ぐ電気柵が設置され、手続きの必要なく無料で利用できます。


f:id:gui-np:20230516215230j:image

植生保護期はレクチャーを受けたら自由に入場して散策できます。

では《大ループ》に出発〜!

 

知床五湖は原生の森、そこに暮らす動植物を間近に観察できます。

f:id:gui-np:20230516215225j:image

おおー、いきなりエゾシカに会えた!

f:id:gui-np:20230516215239j:image

人間に怯む様子はありません。

我々が棲家にお邪魔しているので。

f:id:gui-np:20230516215248j:image

木にクッキリとヒグマの爪痕が!

てことは、ここにもヒグマが来ているんですね💧

f:id:gui-np:20230516215242j:image

一つ目の湖「五湖」

知床五湖の中では最も小さい静かな湖。

蛙の卵がたくさん見えました。

f:id:gui-np:20230517010548j:image

クマゲラのつついた穴

先程のヒグマの爪痕もそうですが、外国人観光客を案内しているガイドさんの近くで、細かな見どころの説明(英語)に聞き耳を立てていたので、1人で歩いているだけでは気付かないポイントを見ることが出来ました(^。^)

二つ目の「四湖」

バックに知床連山の硫黄山が望める湖。

f:id:gui-np:20230517011626j:image

水鳥も多く生息しているようです。

f:id:gui-np:20230517011920j:imagef:id:gui-np:20230517010538j:image

三つ目の「三湖」
f:id:gui-np:20230517011912j:image

広々とした湖面に浮かぶ小島が特徴的です。

f:id:gui-np:20230517012222j:image

水芭蕉の群生が見られます。

f:id:gui-np:20230517012229j:image

四つめの「ニ湖」は五つの中で最大の湖
f:id:gui-np:20230517012218j:image

湖の向こうに聳え立つ知床連山を眺められる絶好のロケーション!

f:id:gui-np:20230517013056j:image

シーンとした森の中では、黒っぽい岩や木がヒグマに思えてきます💧

周りに誰もいない時は手をパンパン叩きながら歩きます。

f:id:gui-np:20230517013039j:image

五つ目の「一湖」

f:id:gui-np:20230517100501j:image

ここから先は高架木道に上がります。

散策コースは一方通行で、高架木道から地上遊歩道に降りることはできません

f:id:gui-np:20230517100610j:image

展望台からの絶景!!

f:id:gui-np:20230517102520j:image

パチリ📷撮っていただきました。

f:id:gui-np:20230517101023j:image

おっ、青空が出てきた!

f:id:gui-np:20230517101027j:image

二つ目の展望台から

f:id:gui-np:20230517102621j:image

更に三つ目の展望台から

f:id:gui-np:20230517101257j:image

高架木道はこんな感じでグルーっと設置されており、

f:id:gui-np:20230517101306j:image

ベビーカーや車椅子でも通行できます。

f:id:gui-np:20230517103042j:image

約2時間の散策を終えてフィールドハウスに戻り、こけももソフトでクールダウン💦

気温は25度くらいありそうで、半袖の方も多く見られました💦

ライトダウンまで持ってきたけれど、当然出番なしですね😅

よく歩いた、面白かった!

 

www.goko.go.jp

 

では五湖を後にして、ウトロの町に向かいましょう。

f:id:gui-np:20230517104049j:image

「知床世界遺産センター」「道の駅うとろ・シリエトク」はすぐ隣り合わせで、

f:id:gui-np:20230517104104j:image

知床の成り立ちや特徴がわかりやすく展示されています。

 

f:id:gui-np:20230517105037j:image

正面の「オロンコ岩」は知床八景の一つ、上まで登ってみましょう!

f:id:gui-np:20230517105358j:image

かなり急な階段を登った頂上からは、知床連山やウトロの町、オホーツク海がまとめて見渡せます。

手前の岩は「ゴジラ岩」

f:id:gui-np:20230517105705j:image

確かに、角度によってゴジラに見えますね。

 

本日の宿はこちら

f:id:gui-np:20230517105839j:image

とほの宿「ボンズホーム」

一階レストランの上がゲストハウスです。

f:id:gui-np:20230517110458j:image

「充電させてもらえませんか?」に登場したお店でした!

f:id:gui-np:20230517110733j:image

昔ながらの男女別相部屋で、共用スペースは自由に使えます。

そして本日の女性宿泊者は私1人、つまりまたまた一部屋独占

 

知床では高級ホテルや旅館が多い中、手軽に泊まれる宿は貴重です。

道の駅での車中泊も考えましたが、旅の記憶には宿の選択も重要なので (^_^)

f:id:gui-np:20230517112613j:image

2食付きでの宿泊です。

知床産熟成ジャガイモをふんだんに使った料理が名物のレストランでして、どのおかずもホント美味しい!

また、「7日間煮込んだカレー」というのもぜひ食べてみたかったので、別料金でミニサイズを出してもらいました (^^)v

(カレーの写真を撮り忘れたので、食べログから引用させていただきました。)

昼はソフトクリームだけとはいえ、さすがに満腹ですね🤣🤣🤣

 

f:id:gui-np:20230517114033j:image

知床は温泉地でもあるので、宿の女将さんお勧めのホテルの内風呂に行ってきました。

広々とした露天風呂が気持ちよかったです。

 

本日のスタンプ

f:id:gui-np:20230517114420j:image

 

本日のルート

f:id:gui-np:20230518191753j:image

 

次回は知床遊覧船に乗船します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。