前回の続きです。
今回台湾に来るにあたって、気候はどんな感じなのか、服装はどの程度防寒が必要かがよく分からなかったんですよね。
気温だけなら日本の10・11月の頃と同じかな?とか、台南は南だから亜熱帯だよね!とか、でもクリスマス頃は寒くて台湾でもダウンを着ていた!とか聞いていたので、薄手の重ね着とウインドブレーカーと、念の為のライトダウンで乗り込みました。
そしたら、天気予報では滞在中は概ね晴れで、12/31は気温が28度位まで上がるって……
そりゃ暑いわ💦💦💦
なので、冷たいデザートをいただこう!
安平豆花(ドウファ)
豆花とは、豆乳プリン?というか絹ごし豆腐のプルプルなヤツに、小豆や緑豆やタピオカや他にもいろんなトッピングをのせて、シロップや豆乳をかけた、台湾では超ポピュラーなスイーツです!
台湾は外食文化でテイクアウトも一般的。
このように『内用(ネイヨン)』は店内飲食、
『外帶(ワイダイ)』はテイクアウト、
と注文カウンターが分かれている店が多いです。
左は私オーダーの、「純濃豆漿豆花」
原味(豆乳プリン)に小豆・緑豆・珍珠(タピオカ)トッピングで豆乳がかけられています。
なめらかでヒンヤリプルプルした甘さ控えめの原味に、自然な味付けでプチプチのトッピングが絶妙!
シロップではなく無糖豆乳なので、いくらでも食べられますね(^◇^;)
ホント美味しい \( ˆoˆ )/
豆花は日本でもたまに真似して作っていましたが、待ちに待った本場の豆花にようやくありつけました!
右は息子の「古早味粉圓冰」
「古早味」とは「伝統的な」って意味で、昔ながらの黒砂糖シロップのかき氷に白玉団子とタピオカがトッピングされています。
暑いので、ズバリかき氷に行きましたね!
息子はあんみつ系のスイーツが大好きなので、至る所にこのような店がある台湾は、まさにスイーツパラダイス!
太るはずだわ (^◇^;)
そしたら、安平の観光スポット、安平樹屋 に入ってみよう!
入場料70元(約350円)
安平は台湾で最初にできた港で、オランダ・明・清・日本に統治された時代、主な貿易港として栄えていました。
19世紀の清朝末期、外国商人が次々と外国商社(洋行)を設立した一つが
この徳記洋行です。
安平樹屋は、 このイギリス商館・徳記洋行 の後方にあります。
徳記洋行は現存する外国商社の建物として、台湾の外商貿易の歴史を展示しています。
その徳記洋行の倉庫だった建物は、紆余曲折を経て、戦後使われなくなったのち荒れ果て、そこにたくさんのガジュマルが生い茂りました。
ガジュマルは侵略性と排他性を持った樹木で、湿度が高く石灰質の土地での繁殖に適しているとのことで……
ガジュマルの幹が壁を這い上がりながら絡みつき、葉が屋根を覆いつくし、まるでラピュタのように木に飲み込まれたのが 安平樹屋 なのです!
鉄筋で補強され、樹屋の間を通り抜けることができるようになりました。
桟道が上部に作られ、樹屋を上から見下ろすこともできます。
ガジュマルの幹と枝が目の前を埋め尽くす、なかなか神秘的な光景ですね。
見応え抜群の安平樹屋でした!
ではもう一つ、安平の観光スポットへ向かいましょう。
人通り多く賑やかな通りを抜け、
安平古堡(グーバオ)に入ります。(入場料約350円)
ここは、オランダ東インド会社が貿易拠点として「ゼーランディア城」を築いた場所で、
台湾をオランダの支配から解放した英雄・鄭成功 が、ゼーランディア城跡に安平城を築いて王城としました。
現存の建築物は日本統治時代に建設されたもので、戦後大規模修復が行なわれた後、安平の歴史を紹介する資料館となっています。
白い塔の上からは安平の町や港が一望できます。
それにしても暑い💦
ライトダウンなど無用の長物、ウインドブレーカーすら必要ありません。
ドリンクスタンドで 青草茶 をオーダー。
さぞ苦いことだろうと期待して吸い込んだら…
甘っ!
そうでした、台湾のお茶は甘いんでした……
この甘さは暑さに対抗するために必要、と漫画「ばくおん・台湾編」でも言ってた通り、甘味は体を冷やすので、南に行くほど甘くなるのも納得ですね。
甘くないお茶は『日式』、つまり日本風を選ぶといいのです。
台湾最古の媽祖廟 安平開台天后宮
台湾には派手派手な道教寺院が多くて面白いですね。
こっちはまた別な寺院
ではぼちぼち安平を後にして、台南市街地に戻りましょう!
続きは次回に。