soloで諸国漫遊

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【年末年始台湾】その④バイク天国をチャリで爆走する

台湾2日目の続きです。

前回の記事はこちら

gui-np.hatenablog.com

安平からタクシーで台南市街地に戻る際、息子がセブンイレブンの端末でタクシー配車を申し込んだところ、ほんの5分ほどでそのコンビニの前にタクシーが到着しました。
なんて便利なシステム!

 

そして向かったのは台南市街地の中心部にある

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赤崁楼(チーカンロウ)

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300年以上前に台湾南部を占領したオランダ人によって建てられた「プロヴィンティア城」の遺跡で、かつてはオランダ行政と商業の中心地でした。

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現在は赤瓦の楼閣の姿ですが、時代の変遷に伴い、オランダ時代は洋風の城、清代は中華風楼閣、日本統治時代は陸軍病院とされていたとか。

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楼閣2階の海神廟には、かつての様々な船の模型などが展示されています。


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楼上からの眺め。

この楼閣の後ろには「文昌閣」というもう一つの建物があるのですが、現在は絶賛工事中でした。

 

さてさて、台湾では何処もかしこもバイクがひっきりなしに爆走していますが、

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なんと、一台に4人が乗ったバイク を発見!!

運転手の前に子供を乗せているバイクはよく見ましたが、小さい頃からバイクのスピードと交通感覚に慣れているからこそ、物凄いバイクの洪水の中を悠々と走ることが出来るのですね。

言わばバイクの英才教育みたいなものかと。

そういえば私も規制が緩かった昭和の時代、父や祖父のバイクの後ろやタンクの上に乗せてもらって(ノーヘルで💦)喜んでいた子供でした(^^;;

 

そうそう一番驚いたのは、子供を乗せたままのベビーカーを足元に載せて走っていたスクーターです!
ええええーーマジすか?! って叫びそうになりましたからね。

 

また、これだけのバイクが走っているのですから、排気ガスも相当なものなのでして、空気はお世辞にもキレイとは言えません。

なので台湾ではコロナ前からマスクをしている人が結構いたそうです。

 

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國華街というローカルグルメ屋台街にやって来ました。

ここで本日4軒目の

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富盛號(フーションハオ)

この店のメインメニュー 碗粿 (ワングオ)は漫画「ばくおん!!・台湾編」でも登場した台南のソウルフードで、ぜひ食べてみたいと思っていた一品です。

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左:碗粿 ・・・米を練ってお椀に入れた蒸し物で、中には肉や海老が入っていて、みたらし団子のような甘辛いタレがかかっている、ライスプディングとも言えるかな?
もっちりした食感と、味は言葉では上手く説明できないけど、私は好きですね

右:魚のつみれスープ・・・台湾のスープは総じて塩気が少なく味が薄いけれど、出汁のやさしい味にパクチーがよく合う感じです。

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人手が多いですね。

今夜はどこかで大晦日のイベントがあるようです。


ではここで、台湾名物 U-bike を借りましょう!

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ヨーヨーカ(交通系ICカード)とSIMに付いてる電話番号で登録を行いました。

使用法はとても簡単!
ヨーヨーカを自転車のパネル部にかざしてロックを外すだけ。
返却場所はどこでもOK!

さあ行こう!!

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うわ、怖い怖い怖い怖いー(゚o゚;;

後ろからバイクがガンガン来てヒュンヒュン抜き去って行きます。

 

普段バイクを乗り回し、車脇の擦り抜けを得意?としている私でさえこれは怖い!
そもそも右側通行に慣れない💦
下手に進路変更したりフラフラしようものなら、ガツンとぶつかること間違いなしかも……

しかしバイクも慣れてるのでしょうね、トロいチャリをスルスル避けて行きます。

 

息子は慣れているようだけど、台北に比べて台南は『無法地帯』と言う程……

息子よ、そんなに激チャするなー!

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ふう、やっとのことで駅前のホテルに着きました。

ホテルの目の前にU-bikeステーションがあるので、借りるも返すも楽々です。

 

本日の宿は「鐡道ホテル」

すなわち駅前ビジネスホテルってとこですね。
予約サイトのアゴダで安い時を狙って、ツイン11000円位でした。

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思ったより広くてきれいです。

窓もありますよ。

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浴槽がある!

普段シャワーしかない部屋に住む息子には久しぶりの湯舟です。

左奥にはトイレあり、もちろん使用済みのペーパーは流せません(^◇^;)

 

この頃には使用済みペーパー問題にもだいぶ慣れてきました。

安平の観光地のトイレでは便器横のゴミ箱に蓋がないところもあって、いろんな状態のペーパーが丸見えだったんですよね (・_・;

このホテルのゴミ箱にも蓋がなく、家族ならともかくカップルで泊まるならちょっと気まずいよねー、と私が言ったところ、
息子曰く、

「こっちの人はそんなこと気にしてない」

 

ですよねー!
当たり前の生理現象ってことで (^^;)

私は20代前半のうら若き頃、北京にてニーハオトイレ仕切りなしドアなし・穴がいくつも空いてるだけの共同トイレ)を地元民に混じって使った経験があるので、大抵のことは大丈夫ですが、清潔とプライバシーを重視する日本人にはチト荷が重いかもしれませんね。

 

さて、一休みしたらまた街に繰り出しましょう!