台湾2日目の続きです。
前回の記事はコチラ
日が暮れる頃、またまたユーバイクを借りて街に繰り出します!
神農街 に来ました。
清代の古民家が立ち並ぶ風情のあるストリートで、
夕方から提灯に火が灯ると幻想的な風景がフォトジェニック。
そして神農街近くにある、台南名物・田鰻(たうなぎ)で地元の人々に人気のローカル食堂へ。
本日5軒目の
阿江炒魚鱔魚
に行ってみたら長蛇の列が…!
私:どうする、並ぶ?
息子:並ぼう!
で、並び始めてしばらくした頃、
銅鑼や笛の音や賑やかな音楽が聞こえてきたと思ったら、なんかスゴイのがやってきました。
道教の神様の御神輿や、車の屋根の上でポールダンスを踊るお姉さんを乗せた車のパレード(^◇^;)
大晦日のお祝いでしょうか?
やっと行列の最前列に来ました。
30〜40分は並んだでしょうか?ようやく店内の席につくことができました。
日本語メニューもあったので観光客も来るのでしょう。
席からオヤジさんの調理過程を見るのも面白いですよ。
生の田鰻をバンバンバンと切っては中華鍋に放り込んで、かなりの火力で炒め上げていきます。
冠軍乾炒魚鱔魚意麺(田鰻の焼きそば)
こちらは私のオーダーで、意麺(イーメン)とは油で揚げた麺のこと。
なかなかグロテスクで地味な色合いの一品ではありますが、これが見た目と予想以上に美味かった!
田鰻は生臭みも泥臭さみも全くなく、柔らかく香ばしく、味はウナギより穴子に近いかな?
鱔魚米粉湯(田鰻のビーフン)
こちらは息子のオーダーで、甘酸っぱいトロトロのスープがビーフンにかかっています。
こちらも美味しいけれど、個人的にはスープ麺より焼きそばの方が好みでしたね。
ところでこちらの食堂、なかなかの“汚なミシュラン”系なので、衛生面に厳しい方には……無理ですね(・・;)
まあ私はむしろこういう店、好きなんですよね実は。
旅行中も帰ってからも、胃腸を壊すこともなかったです (^◇^;)
なお今回の台湾では、いわゆる高級店には一軒も行っていません!
ほとんどこういう(古くてキレイではない)ローカル食堂ばかりですので、写真の映えは求めずに m(_ _)m
そして7軒目の
官記臭豆腐
臭豆腐(チョードーフ)とは読んで字の如く、臭い豆腐です!
発酵液に漬けた臭い豆腐を揚げたり焼いたり煮たりしたもので、実は美味しいという話なんですが、どうにも臭いが・・・
しかーし、今回の目標の一つに「臭豆腐を食べる!」というのがありまして、少しでも臭いが控えめで食べやすい臭豆腐を調べたところ、こちらの店がヒットしました。
メニュー表にオーダーを書いて、店先で調理しているおばちゃんに渡します。
炸臭豆腐
おおー、全然臭くない!
サクサクの厚揚げみたいでむしろかなり美味しい!これなら食べられます(^^)v
しかし息子曰く
「これは臭豆腐とは言えない」
いやいや、メニュー通りの立派な臭豆腐ですから、タスククリアですね!
香腸(ソーセージ)
台湾のソーセージは甘く、そして生ニンニクをかじながら食べる、と聞いていたので、これも食べてみたかった一品です。
うん、確かに甘い。
でも生ニンニクがよく合って、ビールがほしい!
ここで台湾の酒事情ですが、台湾の人々はあまり酒を飲まないそうなんですよ。
食堂でビールを飲んでいる人は少ないし、夜市などでは売っていません。
まあチャリで来てるから飲酒運転になってもいけませんね。
そしてユーバイクを返却して、外食文化の華・台湾名物夜市へGO!
花園夜市
台南の夜市は曜日によって開催される場所が異なりますが、違う夜市でも同じ屋台が移動して開いています。
花園夜市は台南最大級の観光夜市。
大量の駐車バイクの向こうが夜市で、
スゴイ人、人、人💦
屋台の間の通りを抜けるのも大変です。
一つひとつの屋台を覗きながらブラブラ歩き。
中央には飲食スペースがビッシリ。
屋外巨大フードコートみたいですね。
昔懐かしレトロゲームも夜市の風物詩。
屋台で食事をして、子供も大人もゲームを楽しめる台湾の夜市は、日本でいえばお祭りが365日行われているような感じでしょうか。
夜市では見るだけで何も食べず(すでに満腹だったし)、人混みと移動に疲れたので、そろそろホテルに戻りましょう。
タクシーに乗り込み行き先を中国語で伝えたら、一発でバッチリ通じました!
さて今夜は大晦日ですが台湾のお正月は旧暦の春節。
12/31は「跨年(クァーニェン)」といってNEW YEARを迎える日であります
日本では紅白歌合戦などやっている頃、台湾のテレビでは各地のイベントを放送していました。
台南では屋外ステージでライブが行われていたようで、日本の歌手も参加していたようです。
そして年越カウントダウンでゼロになった瞬間、外から花火の大音量が聞こえてきました。
今年も良い年になりますように!!