soloで諸国漫遊

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【年末年始台湾】その⑦ 台南のエビ飯とフルーツ、そして台北で1人一鍋を楽しむ

台湾3日目(元日)の続きです。

前回の記事はコチラ

gui-np.hatenablog.com

 

交通の往来激しい街をチャリで疾走することにも慣れ、むしろ笑いが込み上げてくるくらい楽しくなってきました(⌒▽⌒)

 

台南ローカル飯7軒目

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集品蝦仁飯(ジーピンシァーレンファン)

オープンエアーでローカルな雰囲気抜群です!

ヨーロッパならお洒落なテラス席といったところでしょうが、アジアでは店先の”通路”で、しかも相席テーブル。
こんな感じで、現地のナマの食文化が味わえるのはとても楽しい!

行列ができていたけれど、外帶(テイクアウト)の人も多く回転が速いため、すぐに席に着けました。

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メニュー表に席番号と数量を記入して注文します。

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こちらは私のオーダー、蝦仁飯(エビ増量)

蝦仁飯とは、エビやカツオで出汁をとったスープを吸わせながら炒めたご飯です。

台湾南部で多く捕れる新鮮なエビはプリップリ、エビの濃厚な旨みを吸ったご飯はホント美味しい!!

このエビ飯について、「チャーハンかと思ったらベチャベチャのご飯だった……」というクチコミを見かけたことがあるけれど、それは勘違いというものですよ。
チャーハンでも炊き込みご飯でもない、あえて言うなら雑炊に近いような一品ですね。

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息子のオーダーは、エビ飯に豚肉を追加した

蝦仁飯(加肉絲)

吉野家の汁だく丼のような感じです。
貢丸湯(魚のツミレスープ)も注文しましたが、安定の薄味スープでしたね(^^;)

 

 

そして、もう一つ食べてみたかったモノ

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清吉水果行 店内でカットフルーツやフルーツジュースをいただけます。

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釋迦頭(バンレイシ)

いうフルーツです。

その名の通り、大仏パンチパーマのような見た目でして、果物屋の店先で見つけたので、店のオバチャンに熟した実をカットしてもらいました。

ミルクのような不思議な味で、トロンとした柔らかな果肉は香りが濃厚でとっても甘い!!

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こちらは 蓮霧(レンブ)

リンゴのような食感で、水々しくてほんのり甘く、添え付けの塩をまぶして食べると味が引き立ちます。

甘ーい釋迦頭にサッパリした蓮霧が抜群に合い、丸々1個ペロリと完食しました。

後に残ったのは、ギリギリまで実を刮ぎ取られた皮のみでしたね(^▽^;)

 

 

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さて、そろそろ台南を去る時間。
ホテルまでチャリで爆走し、預けておいた荷物を受け取って、台鉄台南駅へ

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ここから30分ほど電車に揺られて、高鐡(新幹線)台南駅へ

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さて、、、

台北へ向かう新幹線の指定席予約は取っていなかったので、日本のJRの感覚で切符売り場窓口で空いてる席を予約しようと思ったところ……

「窓口では席の予約を受け付けていない」

と係のお姉さんが、Google翻訳を使った笑える日本語文章で伝えてくれました。

「予約はネットからのみだ、わかったか?」

こんな感じで(^◇^;)

そしてこの日の指定席は全て満席だとも。

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ということで、 自由席に乗りましょう!

台湾新幹線700T、言われてみると可愛いお顔ですね。

上りの始発は台南よりさらに南の大都市・高雄なので、自由席もほぼ満席💦

私はかろうじて座ることができましたが、息子はしばし通路に立つことに。

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約2時間ほどで台北駅を過ぎ、終点の南港駅で下車です。

南港駅は、新幹線と在来線と地下鉄が乗り入れる便利な駅で、駅ビルのショップも充実しています。

 

本日の宿は(朝の写真)

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グリーンワールド南港

息子の住む部屋のすぐ近くにあり、

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ツインでもダブルでも1人でも2人でも値段が同じだったので、本日は息子もコチラに泊まります。

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浴槽とシャワーが別だ!

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トイレには「使用済みペーパーを流してはいけません」とは書いていない!

ということは、流してもいい ということですよね!!

さすが今回の旅行で1番お高いホテルです。

 

 

ではいよいよ、息子の恐怖の汚部屋に潜入です💦

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スカイプ通話の際に上の方は見えていたので予想通りなのですが・・・

画面に映らない床にはモノが散乱していて、足の踏み場がありません💦

せめて床が見えるところだけでも、と箒で掃いてゴミをまとめたけれど……
キリがないのでもうええわ💢

 

そしたら夕飯に行こう!

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息子の行きつけ、すぐ近くの鍋屋へ。

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台湾では1人一鍋が標準です。

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豊富なメニュー!これは迷う。

スープを決めたら肉を[豚・牛・鶏・羊]から選び、メニュー表に書き込んで注文します。

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1人一鍋がコンロにセットされます。

私:薬膳鍋

息子:麻辣豆腐鴨血鍋

そして 臭豆腐(煮)にも再挑戦します!

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ご飯、薬味、飲み物(ジュース類)、アイス全てセルフサービスの食べ放題・飲み放題

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台湾の1人鍋は、100%外食でも手頃にたくさん野菜を摂れる最高のシステムではないでしょうか?

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煮込んでいくといろんな具材が姿を現しました。

薬膳鍋は、枸杞子や当帰といった漢方薬の原料である薬草が煮込まれたスープで、この匂いが苦手な方も少なくないと思うけれど、私は大好きなんですよね。

真ん中の黒っぽい塊は豚の血をもち米で固めたものでして、これが旨いんです!
具はもちろん、スープもほとんど飲み干しました。

 

で、ここの臭豆腐(煮)は……やっぱ臭かった (~_~;)

臭豆腐の臭さは、揚<煮<生 だそうなので、私にはまだレベルが高かったようです。

一口食べて残りは息子が平らげました。

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息子は台南の牛肉湯の店で麻辣牛雑鴨血スープを頼んでいて、ここでも麻辣鴨血鍋とは、、、どんだけ麻辣な鴨血が好きなんだよ?

スープは辛いけどトマトのおかげか、柑橘のようなサッパリとした味で美味しい!
(台湾ではトマトは果物扱いです)
鴨血はレバーのような触感だけど、臭みやクセはなく食べやすいですよ。

 

食後のデザートにアイスもいただきましたが、これはただのラクトアイスでした。

 

そしてら、コンビニ寄ってビール買ってホテルに戻りましょう。

日本のビールも普通に売っていますが、ここはやはり現地の「台湾啤酒」ですね!

なんだかんだで夜遅くまで息子と喋っていましたが、、、

明日は一日台北の町をブラブラしましょう。