では次の10番札所「切幡寺」へ向かいましょう。
途中の道は結構難所で、商店の狭い軒先をかすめるようにゆっくり坂をのぼっていきます。
そして、駐車場からさらに階段を登るのですが……
まだまだです💧
金剛杖をつきつき、更に登って💧
ふぅー、やっと着きました💧
呼吸を整えて、手を清めて、鐘をついて、参拝準備をします。
本堂・大師堂と参拝し、さらに階段を登って大塔まで行ってみます。
上からの眺めもいい感じですね。
帰りは下りなのでだいぶ楽だけど、膝にきました💧
午後2時を過ぎる頃から、その日のゴールを見据えて駆け足になりがちなんですよ。
とはいえ、今回は12番までと決めてあるので、今のところ余裕をもって進んでいます。
11番札所「藤井寺」は、住宅街を抜けたところにあります。
山門をくぐると右手に藤棚があります。
弘法大師お手植えと言われており、4月下旬〜GW頃が見頃なので、またその頃に来たいですね。
こちらの鐘は綱がないので「つけない」タイプです。
本堂・大師堂と参拝します。
歩き遍路さんには、ここから次の12番へ、全長約13キロの山道を8〜10時間かけて登る難所が待ち受けています。
すごいですよね!
雲龍の天井絵を見忘れてしまいました💧
なお、こちらの札所は駐車代が必要です。
駐車代については不要な札所が多いですが、民間の駐車場だったり、難所を抜けた山の上にある札所は道の保全整備も兼ねて、たいてい有料です。
車は有料でもバイクなら無料という場合もありますね。
また、ロープウェイ、ケーブルカーで登る札所がいくつかありますので、それらも予算の内に入れておきましょう。
さて本日の最大の難所、12番札所「焼山寺」へ出発!
11番からは38キロ約1.5時間、しかも山登りのラストは、ガードレールもカーブミラーもない細い山道を、対向車が来ないことを祈りながら進む難所なのです。
軽自動車でもなかなかキツく、できればバイクで来たいくらいの離合地獄なんですよ……
とはいえ昨今の社会事情によりお遍路さんも激減しているので、以前よりは離合で苦労することもなく到着しました。
駐車場から続く参道を、脇の石仏を眺めながらしばし歩き、最後に階段を登れば山門です。
山門を抜けると、天然記念物に指定されている樹齢数百年の杉の巨木が立ち並び、
境内は山岳寺独特の凛とした空気感が漂っています!
鐘をついて、本堂・大師堂と参拝し
納経所へ
なお、こちらでいただいた「御影」はカラーでした。
「杖杉庵」は帰り道に見かけたのですが、道を下るに必死で通り過ぎてしまいました。
12番焼山寺を打ち終えると、正直かなりホッとしますね。
そしたら今回の週末遍路はここまでとし、次回続きの13番からスタートします。
ではまた。
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