soloで諸国漫遊

キャンプ、ツーリング、国内旅行、時々四国遍路

39、【過去の旅を懐かしむ回】2018年台湾solo旅① 台湾グルメを食べまくる

海外旅行に気軽に行けなくなって早2年半……

行けないならば、せめて過去の旅を忘れないうちにここで振り返っておこう、と思いたちまして、4年前の記憶を掘り起こして書いています。

ビザも検査も隔離も不要だったあの頃に、ほんの一時脳内だけでも戻ってみましょう!

 

毎年何かしら新しいことに挑戦しようと心掛けているんですが、当時まだ一人で海外に行ったことがなかったので、2018年9月に初solo海外旅行に挑戦しました

ソロ旅初心者なら台湾でしょ!

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言葉の心配はあまりないし、日本国内旅行に近い感覚でしょうか。
台北3泊4日、ツアーに参加ではなく、全て自分でプランを立て、飛行機とホテルも自分で手配しました。
高松空港を夕方出発し、台湾桃園国際空港に着いたのは確か夜の9時頃。

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中華航空機内食、美味しかったです(^^)

 

初の台湾しかもソロ、緊張よりワクワクの方が優ってましたね。
入国審査と両替の後、プリペイド式の交通ICカード悠遊卡(ヨーヨーカ)を購入し、MRTという地下鉄にて台北駅まで移動しました。
MRTも台北駅も、東京を歩いているのと変わらない感覚でしたね。
booking.comにて予約した、台北駅すぐ隣の「天成大飯店」(コスモスホテル)に着いたのは、ほぼ夜中の12時近くでした。

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台湾や香港でよくある「窓のない部屋」なんですよ💦(格安だったので)
広くはないけど一通りアメニティも揃っていてバスタブもありました。
外国ではトイレットペーパーが流せない所も多く、台湾も基本そうですが、ホテルや大きな駅・デパートなどでは流せる所が多かったですね。
ホテルのチェックイン時は簡単な英語でOKでした。

☀️☀️☀️

さて旅の大きな楽しみは、ご当地グルメですね。
台湾はキッチンのない家も多く、食事は外食かテイクアウトが主、という文化のようです。
もちろん朝ご飯からそうですので、外国人観光客である私も早朝から現地の人々に混じって食事をしましょう!


というわけで、ガイドブック通りのど定番ではありますが、超有名店の「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)へ行きました。
朝6時前に着いたら早くも行列ができていましたが、スイスイ進んで15分くらいで注文カウンターに到達。
日本語メニューが置いてありますので、それを指差しで注文してもいいし、あらかじめメモに書いて渡しても大丈夫です。
ちなみに、イートインを「内用」(ネイヨン)、テイクアウトを「外帯」(ワイタイ)と言って、店によってはカウンターが分かれていたり注文時に聞かれたりします。
トレイを受け取り、空いてる席を見つけて、いただきます!

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うまぁぁぁ!真好吃!(マジでうまいわ)
優しい味が空腹にじんわり滲みます。

左下:「鹹豆漿」(シェンドウジャン)
干しエビ・ザーサイ・ネギ・黒酢・塩などが入った器に熱々の豆乳を注ぎ、ふわふわのおぼろ豆腐のようになったスープ。ここに油條(ヨウティアオ:揚げパン)やパクチーをトッピング。

中上:「厚餅夾蛋」(ホウピンジャータン)卵焼きを挟んだ厚焼きパン

右:「冰豆漿」(ピンドウジャン)冷たい豆乳

 

食事を終えて外に出ると、来た時より行列が伸びていました……さすが台北一の人気朝食屋ですね。
では腹ごなしに朝の台北散歩へ。

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上:台北
左下:二二八和平公園
右下:足ツボ刺激の「健康歩道」 靴をぬいで少し歩いてみましたが……痛っ
この上で太極拳をするおじいさん、超健康に違いないね!

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朝の通勤時のバイクラッシュ
これが漫画「ばくおん・台湾編」でおなじみの『バイク地獄』ってヤツの、ほんの序の口でしょうか……すごい迫力です。
日本で普段バイクを乗り回してますが、これはちょっと怖いかも……と思いました。

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車両は右側通行です。
台北は都会なので、交通量も多いですね。

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MRTに乗って龍山寺(ロンシャンスー)にも行きました。
日本で言えば浅草っぽいかな?
周辺はまあまあな下町感とちょっと怪しげな雰囲気があり、夜に来るのは遠慮したいかも……
でも有名な観光地ですし、昼間は全然大丈夫ですよ!

龍山寺台北最古の寺院で、仏教・道教民間信仰の神が祭られている御利益の総合デパート・パワースポットとして多くの人々が参拝に訪れます。
中に入って参拝をしましたが、蝋燭や線香のあげ方・参拝順などの作法が全然分からず、何となく周りの人を真似て手を合わせてきました (^◇^;)

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台湾にはあちこちにドリンクスタンドがあり、飲み物といえば日本でも流行ったタピオカミルクティーなんでしょうが、薬草を配合して煮出した伝統的なドリンクのスタンドもあり、私はこっちの方が好みです。
青草茶や仙草茶、苦茶などがあり、苦茶に挑戦しようとしたところ、やめといた方がいいと言われ、無難に仙草茶にしました。
これでも多分十分に苦いのだろうと思いますが、スッキリと飲みやすく、胃も軽くなりましたね。
よし!これでたくさん食べられるぞー (^^)v

 

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そして、やってきました 鼎泰豊(ディンタイフォン)!
台北必食グルメの代表、世界的に知られる小籠包の名店です。
まだ昼食時には早いけれど、すでに多くの人が集まっています。
まずは整理券を受け取り、周辺の散策をして順番を待ちました。
レストランでは兎角お一人様は肩身が狭くなりがちですが、私は慣れているので大丈夫!
小籠包は通常1セイロ10個ですが、有難いことにハーフサイズもありまして、豚肉の小籠包と、ヘチマとエビの小籠包(下)をオーダー。

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うまぁぁぁ! さすが超人気店だわー

れんげに乗せて箸で皮を破り、中の熱々スープを味わってから口に入れる、というのが小籠包の食べ方。
ですが、最初の数個食べてるうちにスープが冷めてくるので、後は丸ごとタレにつけて針生姜を添えてパクンと食べる方が美味しかったですね。
複数人で行けばいろんなメニューが楽しめますよ!

 

そして食後のデザート?に、これまた超人気店の 冰讃(ビンザン)へ!
マンゴーの時期(4〜10月頃)のみオープンするこだわりのお店です。
オーダーはこれ、芒果雪花冰(マンゴーシェーホアビン)

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うまぁぁぁぁぁー!!! 三つ星⭐︎三つ星⭐︎三つ星⭐︎

こんなに美味しいかき氷は今まで食べたことがありません!
ふわっふわのミルクかき氷にフレッシュマンゴーがゴロゴロ、マンゴーソースと練乳もタップリかかって、値段はたしか日本円で500円くらいだったでしょうか?(安っ)
至福至福 (^。^)  もう今回の旅の目的が達成できたようなものでしたね。

 

冰讃の最寄駅であるMRT雙連駅前では「朝市」が開かれていますので、もちろん歩いてみました。

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地元の人々の生活の場、という感じで食品や衣料品が所狭しと売られていました。
活気があって、珍しい物ばかりで、キョロキョロしながら通り抜けました。

 

午後からは、これまた超有名な観光地九份へ向かいました。
九份といえば、映画「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになった所、とも言われている(実際はそうではないらしいけど)風情ある町です。

では続きは次の記事へ。

gui-np.hatenablog.com