四国遍路・香川の続きです
今回のブログタイトルのお薦めをAIに聞いてみたところ、、、
- 四国遍路の香川での巡礼寺院と美しい庭園
- 弘法大師ゆかりの寺院巡り:香川の魅力を堪能
- 特別な御朱印と歴史ある仏教寺院巡り:四国遍路香川
あたりが検索エンジン向きタイトルと言われたけれど、なんか好みじゃないというか、そんなに立派な内容でもないので、自分でつけたマヌケなタイトルにしておきました(^^;)
それでは、72番から75番は近距離に密集しているので、テンポよく回っていきましょう!
72番札所「曼荼羅寺」
は弘法大師の母の菩提寺でもあります。
仁王門をくぐると、
正面には本堂、左手には大師堂が見えます。
本堂の中は、仏教の宇宙観を具現化した曼荼羅の空間が広がっているとのこと。
庭園のように整えられた境内と、枯死した不老の松で彫られた「笠松大師」
雰囲気の良い、なんか落ち着く札所です。
我拝師山 延命院 曼荼羅寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会
73番札所「出釈迦寺」
ここは弘法大師が仏道入りを心に決めた寺とされ、
大師7歳の頃、寺の背後に聳える我拝師山に登って願をかけ谷底へ身を投げたところ、釈迦如来と天女が舞い降りて、落下する大師を抱き止めた。
という逸話があります。
その場所は「捨身ヶ嶽禅定」と呼ばれ奥の院とされていますが、急な山道を40分ほど登るため簡単には行けません。
なので、こちらの遥拝所が用意されています。
本堂のすぐ隣に大師堂があり、
こじんまりした境内からは瀬戸大橋が眺められます。
我拝師山 求聞持院 出釈迦寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会
74番札所「甲山寺」
弘法大師の偉業の一つである満濃池の修築に深い関わりのある札所です。
本堂前の山門をくぐり、本堂と、
大師堂、そして弘法大師が彫ったという毘沙門天が安置されている岩窟を順に参拝します。
この日は境内でマルシェ的なイベントが開催されていて、昼飯を食べ損なっていたので何かないかなー?と眺めていたら、
スリランカカレーのカレー弁当を発見!
ワタクシこういうカレー&おかずのワンプレートは大好物なんです(^。^)
カレーもおかずもそれぞれ美味しくて、混ぜて食べてもウマ〜〜で、願わくば大皿でカレーをたっぷりかけた大盛りを食べたい!
このお店、何処だろう?と検索したら、どうやら徳島県にあるようですので、近くに行ったら寄ってみようと思います。
丁寧に書かれていますね(^^)
今回のラストは
75番札所「善通寺」
ここは弘法大師が誕生した地であり、高野山、東寺と共に大師三大霊跡の一つであります。
それゆえに、善通寺こそが四国霊場「1番」である、との意見もあるようで、善通寺スタートの納経帳を見たこともあります。
なるほど!
とは言え、ただでさえ時間と費用のかかる四国遍路ですからね、各人のこだわりや都合で基本どこから回ってもいいという気軽さはありがたいと思います。
広大な境内は、「伽藍」と呼ばれる東院と、「誕生院」と呼ばれる西院に分かれています。
駐車場からは西院に入りますが、まずは西と東の境にある門をくぐって東院へ。
善通寺のシンボル・五重塔が聳え立つ姿が目を引きますね。
巨大な本堂には高さ3mの巨大な本尊・薬師如来が鎮座しています。
ちょうど五重塔が特別公開されていましたので入ってみました。
塔の構造や安置されている仏像の説明を受けながら見学し(内部は撮影NG)、狭くて急な梯子をよじ登って塔の2階部分に出ますと、
おおー、これは楽しい!
回りをぐるっと一周できます。
五重塔に登れる機会なんてなかなかないからラッキーでしたねV
西院は大師が生まれた邸宅跡にあたり、大師堂(御影堂)の地下には戒壇めぐりがあります。
戒壇めぐりは一度入ったことがあるので今回はパス。
生誕1250年記念の御朱印で、真魚(まお)とは弘法大師の幼名です。
特別な和紙に書かれた書き置きで、ホログラム御影がついていました。
では今回はここまでにして帰路につきましょう。
四国遍路五周目も残すところあと13ヶ所、次の遍路回では連休を使って一気にフィニッシュしたいと思います。