四国遍路5周目の続きです。
前回はコチラ
香川県は札所間が近いので、移動の時間がかからずテンポ良く回れます。
とは言え80番台ともなるとそろそろ結願が視野に入ってきますので、焦らず丁寧に進んでいきたいと思います。
81番札所「白峯寺」
79番天皇寺と同じく、崇徳天皇ゆかりの札所です。
香川の札所の中では次の82番と合わせて数少ない山岳札所でもあります。
山門をくぐると正面には納経所と護摩堂があり、
本堂・大師堂は長い石段を登った先にあります。
本堂 の本尊は人々を災難から救う「身代わり観音」
大師堂は本堂向かって右側に隣接しています。
82番札所「根来寺」
仁王門をくぐるといったん石段を下り、また上がって境内に到着します。
ここをまっすぐ進むのではなく、
本堂へはコの字型の廻廊式前堂を通ります。
まず左側から「万体観音堂」を進んで本堂前へ。
参拝後は反対側の観音堂を通って戻ってきます。
朱塗りの大師堂は本堂へ向かう参道の途中にあります。
83番札所「一宮寺」
高松市郊外の田園風景の中に建つ一宮寺には、
今までの遍路でもなぜかいつもその日のラストに訪れていて、納経所が閉まる5時前ギリギリに滑り込みセーフする、というパターンだったのです。
なので、明るいうちに落ち着いて参拝できるのは初めてかもしれません。
本堂と大師堂はL字型に並んでいて、境内は今までの印象より広く感じられます。
この度は連休ということもあってか、どこの札所もこれまで以上に参拝者が多く、時には団体バス遍路と行き会うこともありました。
そういえば今年はうるう年なので、「逆打ち」(香川の88番からスタートして四国を左回りする)する人も多いのでしょう。
そして本日の宿泊地、一宮寺からほど近いRVパークにやってきました。
KUMON RVパーク
RVパークというと、専用電源が用意された大型キャンピングカー様御用達、というイメージでして、軽バンの車中泊なら道の駅で十分なのですが、、、
こちらのRVパークはキャンプもできるということで、初めてのRVパークを楽しみたいと思います!
国道から一歩入ったところにあり、隣にはセブンイレブン、というロケーション。
右側の駐車場に停めて車中泊する場合は2500円+施設利用料
奥の電源付き駐車場なら区画内で焚き火もできて施設利用料込みで3500円
となれば、軽バンには少々オーバースペックではありますが、電源付きサイトにしてプチキャンプですね。
ヤギとウサギがいました。
二羽のウサギがピタッとくっついて離れないのがカワイイ♡
お湯の出る洗い場(^^)
建物内にはトイレ・シャワー・コインラインドリーもあり。
なんと居酒屋も併設されていて、すでに大勢のお客さんで賑わっていました。
Nバンのサイドに最低限の道具を展開し、焚き火開始!
日が暮れてきました。
定番の焼き鳥&牛カルビ炭火焼、おでん、
ポタ電使って車用炊飯器で炊いたご飯と、ノンアルでキャンプ飯開始~
野菜と肉は家の冷蔵庫の残り物をかき集めてきたものですが、おでんは施設内の居酒屋さんでテイクアウトしまして、これがまるでうどん出汁で煮込んだようなアッサリ味で超うまい!!
思いがけずナイスなメニューとなりました。
一息ついたら温泉へ行きましょう。
この近くには二軒の温泉があって、パークの管理人さんによると、一軒はいろんな浴槽や岩盤や露天を備えた広いハイパー銭湯でお値段高め、もう一軒はヌルヌルした源泉かけ流しで狭いが値段はこっちの方が安い。
とのことなので源泉かけ流しの安い方へ(^▽^;)
仏生山温泉
有名な建築家がデザインしたというオシャレな建物です。
中もオサレ
流石に浴室内は撮れませんが、なんというか、広さの割には浴槽少なくない???
って感じで、混んでる時間帯は少ない浴槽に密に入っている状態・・・
サウナはないのに露天の水風呂はやたら充実しているという謎・・・
温泉そのものは噂通りのヌルヌル系のナイスな泉質ゆえ、しばらく浸かっているとかなり温もってきます。カロリーが高いのでしょうね。それならば外の水風呂の充実っぷりも納得です。
温泉→水風呂→外気浴(休憩)を3セット繰り返してフィニッシュ。
最初は???と思ったけれど、悪くなかったですよ。
RVパークに戻ったら寝床の準備
窓全面にシェードを貼って、電気毛布を入れてダウンシュラフに毛布も掛けて、
風呂上がりのビールで二次会です!
狭いんだけどこの基地感がとても好きで落ち着くんですよね。
キャンプや車中泊をするようになってから、二段ベッドの相部屋ゲストハウスなんかも大丈夫になりました。この辺り、世間のアラ還おばさまのリッチ旅とはだいぶかけ離れてきてしまっていますね(^▽^;)
ま、いいか。