GWツーリング2日目 の続きです。
前回の記事はコチラ
新宮市を後にし、那智勝浦を目指します。
那智勝浦にはこれまた世界遺産が集まっていて、まずは
補陀落山寺
補陀落渡海船という小舟に乗り、南の海上にあるとされる「補陀落浄土」を目指した渡海僧を送り出した寺として知られています。
熊野三所大神社
隣接する補陀落山寺と一体のものでしたが、明治の神仏分離令によって区別され、現在名称に改称されました。
では、熊野那智大社に向かいましょう。
大門坂観光案内所前にて、那智の滝をバックにしたセレビィの ポケふた
今回は和歌山県に設置してあるポケふたの場所を調べてあるので、近くを通ったら見逃しませんよ~
さてここでgoogleナビを見ると、この先那智大社に登る道が真っ赤になってるじゃありませんか……
大渋滞を起こしているようです(ーー;)
私は小型バイクにつき(少々お行儀の悪い運転で)スルスルと走れるので、思い切って渋滞に突っ込みましたが、、、
あの大渋滞を車でのろのろ進むより、時間と脚力に余裕があれば、大門坂観光案内所に車を停めて、大門坂(熊野古道中辺路で、那智大社に続く参詣道)を 歩いて登ったほうが絶対いいです!(片道40分くらい)
杉並木に囲まれた石畳を歩くことで昔の熊野詣さながらの雰囲気が楽しめるし、おそらく車より速く着きますからね。
和歌山県公式観光サイトより借用
わかやま観光|モデルルート 大門坂~熊野那智大社・那智の滝 | 和歌山県公式観光サイト
徐福公園駐車場のおじさんに1番上にある駐車場のタダ券をもらったので、それを使うつもりで登って行ったら、ゲートで「バイクは止められないよ」と言われてしまいました(°_°)
仕方ないので別な有料駐車場に停めましたが、ポケふたの所から3~4kmのつづら折の道を20分くらいかかりました。(車ならその倍以上ですね…)
流石に暑いのでゴツい分厚い黒いライダーズジャケットは脱ぎ、レストハウスで腹ごしらえをして、熊野三山のラスト熊野那智大社への参道に進みましょう!
ここから石段473段💦
平安時代の参詣衣装をレンタルできるようです。
一の鳥居
まだまだ石段は続きます💦
二の鳥居をくぐると境内です。
熊野那智大社拝殿 を参拝
後で気付いた大チョンボなんですが、拝殿後ろの本殿を参拝していませんでした(>_<)
またいつか!
本殿は第一殿から第五殿まであり、
第五殿の前には八咫烏を祀った 御縣彦社(みあがたひこしゃ)があります。
胎内くぐりのできる「那智の楠」
熊野那智大社の御朱印と
御縣彦社の御朱印をいただきました。
こちらは今使っている御朱印帳、実はここ那智大社のなんですよね。
夫が6年前に南紀ツーリングで訪れた際に購入してから、たまたま神社御朱印オンリーになっています。
隣接する 那智山青岸渡寺
世界遺産の一つで、神仏分離令以前は那智大社と一体でした。
せっかくだから青岸渡寺で新たに御朱印帳を購入し、神社と寺社を分けてみることにしました。
神仏習合に反するようですが、ちょっとしたこだわりですね笑
西国第一番の札所でもあります。
青岸渡寺の三重塔と那智の滝の美しいコラボ。
御朱印帳の表紙と同じ(^^)
三重塔に登ってみましょう!(300円)
那智の滝は、高さ約133mの岩肌を落下する日本一の高さを誇る名爆です。
三重塔の最上階からはその滝つぼが見えます!
那智の滝へは車道を下り、さらに石段が続く遊歩道を上ったり下ったりして、、、
那智の滝 飛瀧神社
にやっと到着しました。
おお、神々しい荘厳な雰囲気ですよ。
那智の滝は熊野那智大社信仰の発祥で、
滝そのものがご神体です。
そのため鳥居や参拝所はあるけれど本殿はありません。
日本一の巨大なおみくじ
ここから更に瀧を近くで見られる舞台に行ってみよう!(300円)
滝の水は延命長寿の水として知られています。
盃を購入し、
龍の口から湧き出ている「延命水」をいただきます。
5~6杯は飲みましたね(^^;)
ここが一番近い遥拝所です。
写真と私のつたない表現力ではうまく伝わりませんが、轟音と水しぶきに包まれた神々しいまでの迫力に圧倒されます。
滝の姿を目に焼き付けて、那智山を降りましょう。
登りはまだまだ渋滞が続いていますが、下りはスイスイと進み、
道の駅たいじ へ
太地町はクジラの町ですね。
次は本州最南端を目指します。